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ご由緒

 沼津市本郷町にあった室町時代開創の瑞眼山光明院を、
二〇〇二年曹洞宗開祖道元禅師七五十回大遠忌を期し、境内手狭なため、
景勝地である門池に移転する。平安時代、真言宗の愛鷹山参明寺という名刹が存在し、
門池を含め約六万坪を要する由緒ある土地であった事から三明寺に改称する。

 北に富士山を望み、南に門池、春は桜の名所である。境内は約千坪を有し、
門池公園内に八百年前の三明寺経塚跡があり、寺所有地は約五千坪を有する。

 室町時代足利尊氏奉納の沼津市有形文化財の酒糟地藏菩薩をご本尊とし、
神奈川県南足柄の大雄山最乗寺道了大薩埵を鎮守とする。

 本堂は千葉県茂原市日蓮宗実相寺旧本堂を禅宗様式に改装し建立する。
境内には不動明王や石彫十六羅漢像、水子地蔵尊像、西側奥に道了堂がある。
本堂内には五百年を経た酒地蔵菩薩、お顔やお姿お衣が全て違う五百羅漢像、
十二支のお守り干支八尊仏、曹洞宗大本山永平寺傘松閣天井絵二百三十枚、
第六十五番札所静岡梅花観音、閻魔大王率いる十王堂や水子地蔵堂がある。
他に、やすらぎ霊園なかせ・かぬき・おかのみや・するが四か所の霊園を有する。

令和三年十一月吉日             曹洞宗 愛鷹山 三明寺
                          住職 大嶽正泰 合掌

曹洞宗

曹洞宗は「釈迦牟尼佛」を御本尊と仰ぎ、道元禅師を高祖承陽大師(こうそじょうようだいし)、瑩山禅師を太祖常済大師(たいそじょうさいだいし)と称して釈迦牟尼佛と共に「一佛両祖」と仰ぎます。

本山は福井県永平寺町の吉祥山永平寺、神奈川県横浜市の大本山總持寺を両本山として仰ぎます。

ご供養などは宗教宗派不問でお受け致します。